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2008年5月29日木曜日

ろ過装置の付属品

浴槽用ろ過装置を設置する場合には、本体機器のみを設置しても機能はしません。

ろ過装置としての機能を発揮するためには、用途に合わせた付属品が必要となってきます。

ここでは、どんな関連部材が必要となるのかを説明します。

ろ過システムに必要部材

それでは、どんな関連部材が必要でしょうか。
下記に一般的な系統図を添付します。

このようなシステムを作るには、下記の項目が必要です。

1.ろ過装置本体        1台
 ∟ろ過ポンプ
 ∟ヘアーキャッチャー
 ∟熱交換器
 ∟電動5方弁
 ∟制御盤

2.薬液注入装置        1台
 ∟タンク+ポンプ
 ∟次亜塩素酸ナトリウム溶液
 ∟残留塩素測定器

3.ミキシングバルブユニット  1台
 ∟電動2方弁
 ∟水位計(5P推奨)

4.循環金物          1式
 ∟吸込み側金物 (最低2個必要)
 ∟吐出し側金物
 ∟水位計用金物

※他にジェットポンプやバイブラブロワーなどを設置される場合には、さらに追加部材が必要となります。

ろ過装置本体


ろ過装置本体では、上記の写真を参考にしますが、本体に制御盤・ろ過ポンプ・ヘアーキャッチャー・熱交換器・電動5方弁などがユニットになっているものが多いです。

ここで、気をつけたいのが、メーカーや代理店から見積りを取ると思いますが、どこまでがユニットになって含まれているのかは確認しておきましょう。

あるメーカーなどは、すべてバラバラで、物だけ入って、あとは現地施工で組み立ててくださいとかいう場合もあるからです。(ユニットになってる方が現場は楽ですし、補償範囲についても責任範囲が変わってきます)

制御盤も含まれていることが多いですから、制御の打合せはきちんとしておきましょう。
週間タイマーは付いているか、湯張りは自動でできるか、電動弁の制御は入ってるかなどです。
設備業者さんは、制御になると電気や計装に任せてしまい、後で問題が起こるということも多々あるのです。

薬液注入装置


薬液注入装置では、次亜塩素酸ナトリウム溶液による殺菌が一般的で、最も効果があると言われています。

厚生労働省よりのレジオネラ症防止指針でも、殺菌装置は塩素によるものを推奨しています。

この薬液注入装置では、タンクとポンプが一体になっているものが多く、タンク容量25L~100Lくらいまでだとほとんど一体型です。

もっと容量の大きいものや、吐出し量の多いものだと、タンクとポンプは分ける機種もあります。
次亜塩素酸ナトリウム溶液は業務用の20L入りがあるので、それを使用するといいでしょう。
残留塩素測定器もお忘れなく。(後の管理で必要です)

ミキシングバルブユニット


ミキシングバルブユニットは、浴槽への補給水を入れるためのユニットですね。
サーモスタット内臓のものです。

電動2方弁が付属しているものの方がよいでしょう。

口径には種類があり、浴槽容量によって決定します。
浴槽を30分~1時間で一杯にできるものを選定します。

水位計は、ミキシングバルブがある場合は、5Pを選択したほうがよいでしょう。
ミキシングバルブのON/OFFとろ過ポンプの空転防止・復帰とアースとなります。
水位計の電極棒は通常SUS304製ですが、温泉水や塩分が多い場合などは、チタン製を選択します。

循環金物


循環用の金物については、選定する上で注意するべき点があります。

必要水量を通水した際に、金物表面の流速がどのくらいになるかを考慮しないといけません。

特に吸込み側の金物は流速が速くなってしまうと、入浴者の体の一部が引き寄せられ大変危険です。(プールなどでは水量が多いので、大事故に繋がる恐れがあります)

このことより、吸込み側の金物は2個以上必要と明記しているのです。

・推奨流速
吸込み時の金物表面流速:0.5m/s以下
吐出し時の金物表面流速:2.0m/s以下

※メーカーのカタログなどに、口径別の流速が明記されているはずですので、確認してみてください。